すみだ より道案内

1611yorimichi_title すみだの魅力や知られざる名所を、街歩きの達人・中澤恒雄さんと『みらい』編集チームが訪ねる第二弾です。今回は11月22日開館で賑わう北斎美術館周辺と両国辺りを巡ります。かつて多くの命が失われた関東大震災、東京大空襲の惨禍も辿ります。変わりゆく街すみだの魅力を見つけに出かけてみませんか。
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mapすみだ南めぐり地図


隅田川テラスギャラリーで江戸から昭和の文化や街並みを写した錦絵を鑑賞

達人と両国駅西口を出てガードをくぐり、線路に沿って歩いていると「隅田川テラス入1611yorimichi1口」の案内板が見えました。
隅田川沿いの遊歩道は防潮堤を利用したギャラリーになっています。両国橋から蔵前橋にかけての両国地区には、すみだゆかりの錦絵や、区内の小・中学校の児童・生徒が制作した作品が展示されています。錦絵は季節のイベント(大相撲、隅田川花火大会、北斎祭りなど)に合わせて張り替えられるそうです。
1611yorimichi2歌川国芳の錦絵「安政乙卯十一月廿三日 両国橋渡初之図」(写真上)には親・子・孫と続く三代の夫婦を先頭に、両国橋を初めて渡る儀式の様子が描かれ、当時の賑わいが偲ばれます。その他にも歌川広重や豊国の作品などが、隅田川の水辺を散策しながら楽しめます。両国ならではの、相撲の決まり手がデザインされた欄干(写真下右)も一見の価値あり。その種類の多さに驚かされました。
電車の中から見れば一瞬で通り過ぎてしまう景色ですが、テラスで川面を渡る風を感じて、ゆっくりと歩いてみるのもいいものです。  (『みらい』編集チーム・真田)

両国ポンプ所から江戸東京博物館 図書室へ

1611yorimichi4緑の屋根の「国技館」に並んでそびえ立つ「江戸東京博物館」は、高床式の建物を模し、高さは江戸城の天守と同じとか。達人によれば、そのユニークな形のもう一つの理由は、地下に墨田の大静脈とも言える下水道施設が備えられているからだそうです。「東京都下水道局 両国ポンプ所」は国技館と江戸東京博物館に挟まれた目立たない所にありました。日夜大雨などでたまった水を隅田川に放流するため、地下で稼働している巨大なポンプを想像しながら、ポンプ所を後にしました。
1611yorimichi5達人の案内で次に向かったのは、 江戸東京博物館7階にある図書室です。なんと約20万冊もの江戸・東京の歴史・文化に関する図書資料が保存され、自由に閲覧できます。訪れた時には、NHKの朝ドラで話題になった『暮しの手帖』が展示されていました。併設の映像ライブラリーでは、オリジナル映像作品などが鑑賞できます。静かにタイムトラベルしてみたい方には、ぜひおすすめです。(『みらい』編集チーム・玉井)

人類の悲しみの地を訪ねて、学ぶ

1611yorimichi3江戸東京博物館のほど近くに、名勝として区民に親しまれる「旧安田庭園」があります。かつて隅田川の干満を利用した汐入回遊式庭園として整備され、現在はポンプで人工的に汐入が再現されています。閑静な庭園の一角、両国公会堂跡では、平成29年秋に開館予定の「刀剣博物館」の建設が始まっていました。
旧安田庭園に隣接する陸軍被服廠跡では、関東大震災による火災旋風で数万人が犠牲となりました。大正15年に安田財閥の寄付により建設された両国公会堂は、復興の象徴であったとも言われています。
震災、戦災の記憶を訪ねて、昭和5年に慰霊の公園として開園した横網町公園へと向かいました。関東大震災による遭難者のために建てられた「震災記念堂」は、その後、東京大空襲などによる犠牲者も併せて奉安する霊堂として、名称を「東京都慰霊堂」と改め、悲しみの歴史を刻みます。昭和6年に建てられた「復興記念館」は関東大震災の惨禍を永く後世に伝えています。

すみだの新しい波  北斎美術館が開館します

1611yorimichi6最後に訪れたのは、オープン間近の「すみだ北斎美術館」です。どんな絵に出合えるのか? 11月22日の開館がとても楽しみで、皆さんもワクワクドキドキでしょう。
学芸員の五味さんは「緑町公園の一角に建てられたので、子ども達が走り回れる美術館に、公園と一体になれたら」と語っています。
過去の悲しい出来事を、公園の緑と共に文化や芸術がやさしく包み、未来へと伝える街並みにと変わることでしょう。      (『みらい』編集チーム・石橋)

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1611yorimichi_title2 1611-Mr.sumidaすみだ愛好家 中澤恒雄さん
『すみだより道案内 南めぐり編』をお楽しみいただけましたか⁉︎ 街歩きを楽しむ秘訣は、テーマを持って歩くこと! 見慣れた景色でも新しい発見があるものです。
テーマ選びの参考になるのが、墨田区役所で配布されている地図です。いろいろな視点ですみだを歩いてみましょう。
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今回ご紹介の地図は、墨田区役所(吾妻橋1-23-20)各課窓口で配布されています。詳しくは各課へ問い合わせください。
1611map1 すみだの自然と生きものGuide&Map
「すみだで見つけたよ!」
区内の緑地や水辺ではどんな生きものに出会えるのでしょうか⁉︎
子どもに大人気のマップです。探検気分で歩きましょう。
環境保全課14階 ☎︎5608–6207
1611map2  すみだの雨水利用Guide&Map
雨水利用の先進都市である墨田区は、昔から雨とのかかわりが深い地域です。雨にまつわる歴史スポットを歩いてみませんか。
環境保全課14階 ☎︎5608–6207
1611map3  墨田区防災マップ
いざという時に備え、災害発生時の避難場所などの確認歩きをしましょう。スマートフォン・タブレット端末対応のアプリもチェック!
防災課 5階☎︎5608–6206
下にQRコードを紹介しています
1611map4 すみだまち歩き博覧会1〜24コース
すみだをすみずみまで楽しみ尽くす全24コース。歩いて学んで、あなたもすみだ愛好家になりませんか⁉︎ このまちをもっと好きになる地図です。
観光課14階 ☎︎5608–6500
※『すみだ観光サイト』からもダウンロードできます
URL:http://visit-sumida.jp
1611map5  SUMIDA3M ものづくり探訪MAP
3Mとは、小さな博物館(Museum)、工房ショップ(Manufacturing shop)、マイスター(Meister)の頭文字です。すみだの産業を巡るまち歩きを楽しみ、ものづくりのまちの息づかいを感じましょう。
産業経済課14階 ☎︎5608–6186
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