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このお寺、普通のように見えますが、どっこい由緒があります。
1596年に出来た日蓮宗のお寺ですが、江戸時代に寺領30石を拝領した朝廷からも徳川家からも重んじられた格式のあるお寺さんです。
「お化け銀杏」「十返の松」「御朱印の松」の木が有名でした。
常泉寺は
◎後水尾天皇の皇女が六代将軍家宣(いえのぶ)に降嫁した時(延宝七年 1679年)、従ってきた僧が常泉寺七代住職日顕となっている。
◎家宣の養女政姫(近衛家熙の娘 法名本乗院妙融日耀)の墓所
◎家宣側室齊宮の墓所
◎幼くして亡くなった家宣の子豊姫、五男・六男も葬られている。
徳川幕府の「柳営日次記(りゅうえいひなみき)」にこう書かれています。
小梅村常泉寺
本乗院殿御廟所有之付 新規寺領三十石被下之候
とあり、続けて
境内狭候付 絵図朱引之通拝領地仰付 とあります。
すなわち本乗院殿の墓所なので30石を与え、境内も広げてあげますと言うことですね。
引用文献:隅田川とその両岸 下/豊島寛彰(芳洲書院)
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